【ORASシングルS16使用構築】陽気なトリルヘラクロス【最高2019 最終1909】
どうも、ぷりはちです!
S16お疲れ様でした!今回はS13ぶりの2000達成&最高レートを更新することができたので記事としてまとめたいと思います。
1. パーティ概要
エンテイ@チョッキ ニンフィア@メガネ ウォッシュロトム@オボン
2. 構築経緯
S16ではトリルヘラクロス軸のパーティで火力の高いポケモンを使ってごり押していく構築を目指して組んでいきました。相手のパーティに刺さっているポケモンが削られても三日月の舞で復活させることができるのでトリル要因にはクレセリアを採用しました。その他は、第二のメガ枠としてメガガルーラ、非メガのトリルエースでドラゴンの一貫も切れるニンフィア、フェアリーやリザードン、ゲンガーに強いエンテイ、ファイアローやボーマンダに後投げできバシャーモにも強いウォッシュロトムを採用しました。詳しくは個別解説で説明します。
構築当初はトリルエースであるメガヘラクロスは意地HAベースで運用していましたが、試しに陽気メガヘラクロス(Sに236振り)を使ってみたところトリル選出をしなくても戦いやすくなりました。また、トリル下で戦いたい相手には多くの場合最速にしても抜かれているのでデメリットはそれほど感じませんでした。
3. 個別解説
実数値(メガ前) 157-175-98-x-116-148
実数値(メガ後) 157-235-138-x-126-137
努力値 H12 A236 B20 D4 S236
技構成 ミサイルばり/インファイト/タネマシンガン/ロックブラスト
絶対的エース。速いヘラクロスは強かったです。ヘラで勝てない猫捨て身ガルはクレセで止めることができ、クレセが起点になるグロパンガルはヘラで上から倒すことができるのでほぼすべてのガルーラに勝てるようになりました。意地HAから陽気ASに変えることで抜けるようになる相手はキノガッサ、カイリュー、スイクン、ロトム系統、ヒードラン、メガサーナイト(両者メガ前の対面のみ)などです。このあたりのポケモンが障害となってトリル展開ができずに負けるということはほとんどなかったので速いヘラとトリルの共存は十分に可能だと感じました。
ガルーラ@ガルーラナイト
特性:きもったま⇒おやこあい 性格:むじゃき
実数値(メガ前) 180-135-100-73-90-156 ※6V個体
実数値(メガ後) 180-165-100-93-108-167
努力値 A156 C100 S252
調整 A:余り C:冷ビで無振りガブリアス確定1発 S:最速
技構成 すてみタックル/じしん/かえんほうしゃ/れいとうビーム
第二のメガ枠の両刀ガルーラです。地震の枠は猫、不意などと入れ替えながら使っていました。S16ではクレセリアが多かったため選出率は低めでしたがリザードン入りやマンダ入り、ラティハッサム、受けルなどヘラが出しにくい構築に対してしっかり活躍してくれました。
特性:ふゆう 性格:ずぶとい
実数値 227-x-188-88-151-106 ※非理想個体(31-x-30-17-31-31)
努力値 H252 B248 D4 S4
技構成 サイコキネシス/つきのひかり/トリックルーム/みかづきのまい
バシャーモ受け、ガルーラガブリアスや火力のない特殊に対してのクッションからのトリル展開が主な役割でした。受けるよりもトリル要因、みかまいでの再生要因として選出することが多く選出率は断トツの1位(選出率81%)でした。トリルに関しては速いヘラとのシナジーは電磁波の方が良いですが、ガブの起点になった時に裏に繋ぐことができるのでトリルの方が使い易かったです。中速以上のトリルパの難しいところですが、相手の裏にマリルリなどの遅いポケモンがいる時に無警戒でトリルをすると†トリルはらだいこマリルリ†などの化け物を爆誕させてしまうことがあるので注意が必要です。
特性:プレッシャー 性格:いじっぱり
実数値 207-171-101-x-99-142 ※非理想個体(31-28-23-x-31-31)
努力値 H132 A176 D28 S172
調整 非理想個体なので調整は割愛させていただきます。
技構成 せいなるほのお/ニトロチャージ/じならし/ストーンエッジ
フェアリーを受けつつ聖炎と火傷ダメで相手に負担をかけていくのが主な役割です。また、クチート、リザードン、ウルガモスなどに強いためヘラクレセの相棒としてとても頼りにしています。交代先に大きな負担を掛けられるハチマキと両方使用しましたが、ヒードランが辛いので拘らずに上から地均しを打てるチョッキを採用しました。トリル最終ターンにニトチャを打って相手の上をとり続ける動きができて楽しかったです(小並)
ニンフィア@こだわりメガネ
特性:フェアリースキン 性格:ひかえめ
実数値 191-x-96-176-150-83 ※めざ地個体(31-x-31-30-30-31)
努力値 H164 B84 C240 S20
調整 HB:メガバシャのフレドラ耐え C:余り S:4振り60族抜き抜き
技構成 ハイパーボイス/サイコショック/めざめるパワー地面/でんこうせっか
トリルエースで、調整はよくあるメガバシャのフレドラ耐えのメガネニンフィアです。バシャーモ読みで初手に投げたり、相手の受けポケモンに後投げしてハイボをうって、削られたらクレセでトリルみかまいをして全抜きするイメージ通りの活躍をしてくれました。
ウォッシュロトム@オボンのみ
特性:ふゆう 性格:ひかえめ
実数値 157-x-132-165-130-106 ※めざ氷個体(31-x-30-31-31-31)
努力値 H252 B40 C196 D20
調整 HB:HDメガマンダの+1捨て身をオボン込み2耐え C:11n D:余り
技構成 ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/めざめるパワー氷/でんじは
いつものやつ。メガヘラのお供といえば個人的にはこいつ。メガマンダ、ファイアローなどに後投げから戦えるポケモンとして採用しました。大体のポケモンに対して1発耐えて電磁波を入れられるのでつい雑に扱ってしまうことが多く毎試合過労死してます。最近はHDアローよりもアタッカーアローの方が多い気がするのでCを削ってBに回した方が良いかもしれません。
4. 基本選出と立ち回り
基本選出
oror++or
立ち回り
相手のパーティに刺さっているポケモンを初手に出していきます。削られた場合はクレセリアに一旦引いて、相手が速い場合はトリル展開からのみかまい、遅い場合はクレセリアで削りながらみかまいで復活させます。
この構築ではクレセリアを切るタイミングが重要で、クレセリアの役割対象(バシャーモなど)が残っている間はみかまいをせず月の光でクレセリアのHPをしっかりと管理しながら戦う必要があります。
5. 感想など
構築としては対面厨パなどの環境に多い相手に対して選出や立ち回りを確立させることができず、まだまだ改良の余地があると思います。ただ、今回の構築のような中速トリルパの強さは実感することができたので上手く改良できれば来シーズン以降も使いたいと思います。
結果としてはS16ではS13ぶりに2000に到達することができ良かったです。最終レートは落としてしまいましたが、2000帯で試合をすることができ自分の中で成長を感じられるシーズンでした。最後はレート1909まで落ちて悔しいまま終わってしまったので残りのシーズンでリベンジしたいと思います。
※最高レートは写真を撮れなかったので2000達成時のもので変えさせていただきます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。また、対戦してくださった皆さんありがとうございました。質問などありましたらコメントもしくはツイッター(ID:@puripoke)まで気軽にどうぞ。ORAS環境も残り少ないですがポケモンを楽しみつつ頑張っていきましょう。では!
バトンバシャ+メガヘラ構築
今回はS15でちょっとだけ使用して没になった構築をメモとして残したいと思います。没構築なのでさらっと紹介していきます。
1. パーティ概要
@メガ石 @タスキ @ジャポ
@オボン @ゴツメ @ラム
2. コンセプト
前回までの構築同様、高火力広範囲のメガヘラが上から攻撃して勝つことを目的にして構築を組みました。今回はメガヘラが上から攻撃できる状況を作るためにバシャーモの加速バトンを使います。やりたいこととしてはサイクル内で有利対面からエースにバトンを展開したり、不利対面でも後続にバトンをし役割遂行の手助けをすることなのでイメージとしてはメガバシャバトン構築みたいな感じです。それぞれのポケモンの採用理由は、
・バトンエースのメガヘラクロス
・加速バトン要因でありストッパーにもなるタスキバシャーモ
・バトン先のエース兼催眠対策として瞑想ニンフィア
・呼びやすいアローやマンダがキツイのでHCベースのオボンミトム
・一貫するフェアリーに受け出して狩るためラム剣舞ギルガルド
・バシャやクチート受けとして一番信頼しているゴツメランドロス
となっています。結局、バシャーモとニンフィア以外は前回と同じになってしまいました。ヘラ軸を組むとついついミトムランドを一緒に入れてしまうので同じ役割ができ、もっと強いポケモンを探していきたいですね。
3. 使用感と改良案
良かった点
・ジャポニンフィアが催眠や耐久型ポケモンに対してとても強く、積んでからの全抜き性能も高かったです。いびきのおかげで素眠りでも起点になりにくく使い易かったです。ただ、吠える瞑想スイクンには逆に起点にされるので注意が必要です。
・ミトムやランド、ガルドにバトンすることで役割対象の上を取ることができるようになり役割を遂行しやすくなりました。また、火力に振っているので相手パーティによってはこれらのポケモンもエースとして選出することもできました。
改良すべき点
・ヘラへのバトンが決まりにくく、決まっても裏のアローやバシャでとまってしまうことが多くコンセプト通りの勝ち方ができませんでした。
⇒バシャを完全サポート型にしてビルドやみがわりバトンで上記の相手で止まらないようにする方が良いのかなと思います。
4. 最後に
色々欲張り過ぎて中途半端な構築になってしまったという印象です。やはりメガヘラのバトン構築は壁やビルド、みがわりなど周りでしっかりサポートをしてあげる方が安全で全抜き性能も高くなるため決まりやすいと思います。ただ、1500~1700まではほぼ無敗で行けたのでなかなか面白い構築ではないかと思います。あと、ジャポニンフィアの強さを知ることができたのも良かったです。今後このパーティを改良して使うかどうかはわかりません(笑)
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。短くまとめるために技や調整は省きましたが気になる方はコメントやツイッター(ID:@puripoke)まで気軽にどうぞ!