【USMシングルS7】最ヘラクチートクレセドラン【最高2075最終2006】
どうも初めましてもしくはお久しぶりです。ぷりはちです。
USM最初のシーズンお疲れ様でした!
今回はUSMシングルS7での使用構築の記事になります。
成績
最高レート 2075(111位)
最終レート 2006(546位)
以下、最高レート時の画像とPGL順位です。
1. 並び・簡易紹介
ヘラクロス@メガ石 ようきAS ミサイル/インファ/タネガン/ロクブラ
クレセリア@ゴツメ ずぶといHB ムンフォ/月光/トリル/みかまい
ヒ―ドラン@ウイのみ ひかえめHBc 放射/ラスカ/岩封/毒
クチート@メガ石 いじっぱりHA アイヘ/雷パン/冷パン/不意
アシレーヌ@アシレZ ひかえめHcB アリア/ムンフォ/めざ炎/アクジェ
ニドキング@襷 ひかえめCS ヘドウェ/大地/冷ビ/放射
2. 構築経緯
今期もシーズン5と同様にヘラクロスを軸にヘラクレセドラン+ヘラと相性の良いトリルエースのアシレーヌの4匹を中心に構築を組みました。
この4匹で辛いのは言うまでもなくミミッキュです。特にミミッキュテテフなどの鋼に対して役割集中から崩してくる相手にはほとんど負けていましたし、そのような相手にはメガ枠のヘラを絡めた選出ができず、メガ無し選出をせざるを得ないことが多くありました。そこでミミッキュテテフに強い第2のメガ枠であるクチートを採用、ヒードランをHBベースに変更して対応することにしました。
ラスト1枠は電気の一貫を切るための地面枠としてニドキングを採用しました。ニドキングはタスキを持つことでカプ系統・ランド・ドランなど様々な相手に有利を取ることができ、先発要員としても安定しており非常に構築に合っていました。
以上を採用順にまとめました。
・・・相性補完のとれたパーティの軸
・・・非メガのトリルエース
・・・ミミッキュやテテフを意識した補完のメガ枠
・・・範囲が広く出し負けにくい電気無効枠
最後にヘラクロスについてですが、最速ヘラクロスはキノガッサロトム系統ヒードランカプレヒレあたりに強く出られます。特にこの構築ではこれらのポケモンが刺さっているため、誘いながら一方的に相手のポケモンを処理することで相手の選出段階でのプランを崩すことができました。それによってイージーウィンできる試合もたくさんあり、最ヘラの特徴をしっかりと活かしながら弱点を裏メガで補完できたことが好成績につながったと思います。
3. 個別解説
実数値(メガ前) 155-177-95-x-116-150
実数値(メガ後) 155-237-135-x-126-139
努力値 A252 D4 S252
技構成 ミサイルばり/インファイト/タネマシンガン/ロックブラスト
調整 ASぶっぱ
最速メガヘラクロスです。すでに述べましたがキノガッサロトム系統カイリューカプレヒレスイクンヒードランペリッパーなどにかなり有利になります。技構成についてはガッサに打つミサイル、水タイプに打つタネガン、ヒトムカイリューに対して打つロクブラは確定です。その他は地震が候補として上げられるかと思いますが、タネorロクブラ+じしんでガルドを落とせない、インファイトを切ることでポリ2ナットカビゴンの処理速度が落ちることなどから地震ではなくインファイトを採用しています。
特性:いかく⇒ちからもち 性格:いじっぱり
実数値(メガ前) 157-150-105-x-75-71
実数値(メガ後) 157-172-145-x-115-71
努力値 H252 A252 S4
技構成 アイアンヘッド/かみなりパンチ/れいとうパンチ/ふいうち
調整 HAぶっぱ
知り合いの方から勧めていただいた命中安定クチートです。じゃれの範囲は基本的には冷パンで足りており、アイヘ冷パンで隙を見せるギャラなどの水に対して打つ雷パンというイメージです。この技構成のおかげで構築単位で重めのランド・グライやギャラ・カグヤなどに有利に戦えるようになり選出の幅が広がりました。個人的には構築の軸として据えるクチートには一貫を取りやすいじゃれ炎牙、補完の鋼タイプとして入るクチートには雷パンや冷パンを採用するのがいいのかなと思います。
特性:ふゆう 性格:ずぶとい
実数値 227-x-189-96-150-105
努力値 H252 B252 C4
技構成 ムーンフォース/つきのひかり/トリックルーム/みかづきのまい
調整 HBぶっぱ
役割はバシャ・グロス・ガルーラ・マンダなどに対して後投げからトリルで切り返すこと、役割が集中して疲弊させられたポケモンを復活させること、地面の一貫を切ることなどです。攻撃技がムンフォなのは挑発メガギャラを意識してですが、サザングロスのサザン・ジャラランガ・ゲッコウガにも刺さり使い易かったです。マンダを強く意識する場合はれいとうビームの方が良いと思います。基本的にはトリルみかまいを決めることが仕事ですが、バシャやグロスが残っている場合はクレセを切ることができないのでつきのひかりもこの構築においては必須だと思います。
ヒードラン@ウイのみ
特性:もらいび 性格:ひかえめ
実数値 191-99-151-178-127-100
努力値 H196 B196 C92 D4 S20
技構成 かえんほうしゃ/ラスターカノン/がんせきふうじ/どくどく
調整 HB:A特化ミミッキュの+2シャドクロZ最高乱数以外耐え
C:ラスカで無振りミミッキュ確1
S:ランク-1準速ミミッキュ抜き抜き
ミミッキュに後投げから勝つことのできるHBベースのヒードランです。詳しくはHBヒードランで検索。耐久があり毒も打てるということで、ミミッキュメタの役割だけでなくヒードラン本来の役割もそこそここなせる点は良かったです。
S操作については岩封とニトチャの2種類がありますが、今回はリザやウルガへの打点と後続のサポートを意識して岩封を採用しました。ニトチャは使っていた知り合いの方から聞くと、命中安定である点とカグヤに対してみがわりを割りながらSを逆転できる点が優秀とのことでした。やどみがカグヤが重くなりがちなヘラ軸にはニトチャも十分に採用価値があると思います。
特性:げきりゅう 性格:ひかえめ
実数値 183-84-105-189-136-80
努力値 H220 B84 C204
技構成 うたかたのアリア/ムーンフォース/めざめるパワー炎/アクアジェット
調整 HB:無補正252振りメガマンダのスキン捨て身確定耐え
C:余りぶっぱ
少しBに振ってマンダ対面に強くしているよくいるアシレーヌです。この構築では上から嵌められるグライオンと構築全体で重いリザードンを倒すことが主な役割で、通りの良い水技と高火力Zでトリルエースとしても活躍してくれました。レヒレやラティアスなどの瞑想の起点になりやすいポケモンなので立ち回りには注意が必要です。
特性:ちからずく 性格:ひかえめ
実数値 157-x-97-150-95-137
努力値 H4 C252 S252
技構成 ヘドロウェーブ/だいちのちから/かえんほうしゃ/れいとうビーム
調整 CSぶっぱ
CSに振り切った普通の襷ニドキングです。一番の役割は電気の一貫を切ることですが、それに加えて対面テテフに対して打ち勝てたり、広範囲に弱点を突けることからこの構築の電気無効枠としてとても合っていたと思います。相手のパーティの半数以上に対して弱点を突けることも多く、S7の環境に刺さっていたと思います。ただタスキ採用のため、一致等倍技でも確2を取れないことも多く、若干の火力不足を感じました。
4. 苦手なポケモン
メガリザードンX/Y
リザXY両方に対面から勝てるのはアシレーヌのみです。Xはクレセのトリルからの裏のポケモンで対応できますが、Yはアシレが削られた瞬間に負けるので非常に厳しいです。あとたまにヘラより遅いリザYがいるのが困ります。
ギルガルド
対面で確実に勝てるポケモンがヒードランのみです。ニドキングアシレクチートには確2以上の打点はあるので2匹で倒しにいきます。
アーゴヨン
確実に勝てるのは襷ニドキングのみ。ヘラクチートアシレは珠だと耐えられないためパーティが半壊します。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。ご意見ご質問ありましたらツイッター(ID:@puripoke)までリプもしくはDMをいただけますと早めにお返事できると思います。お気軽にお声かけください。来期こそはヘラ軸で2100を超えられるように頑張りたいと思います!ではシーズン8も楽しんでいきましょう!